引っ越しの不用品はどうする?処分法7選!
引越しでは引越し業者に依頼して、必要な荷物はダンボールにまとめ、家具や家電そのままに新居へ運びます。人によっては新居に新しい冷蔵庫や洗濯機、テレビなどを購入される方もいるでしょう。
新しい家具や家電で新生活を彩るのは心が躍りますが、同時にこれまで使用していた家具や家電の処分に気持ちが億劫になってしまうことも。
今回は晴れやかな新生活を送るための、家電や家具など不用品の処分方法を紹介します。もしかしたら思いもよらない不用品の処分方法で、新生活から得することもできちゃうかも!?
目次
1.引越し業者による不用品の回収
- □ 自分が行う手間が少ない
- □ 引越し代金とは別に不用品回収費用がかかる
- □ 不用品が多い場合、先に不用品を処分しておくと引越し料金が安くなる場合も
引越しの時に手放す不用品が決定している場合は、引越し業者にそのままお願いする方法があります。
どの引越し業者も見積作成時に不用品回収の相談を行うようです。
基本的には引越し料金とは別に不用品回収料金が掛かってしまうケースがほとんどです。
費用をお支払って不用品回収を依頼するのも手間が掛からずおすすめではありますが、前もって不用品の処分ができていると引越し荷物が減少するため、引越し料金そのものが安くなる可能性もあります。
2.市区町村の粗大ゴミ回収サービス
- □ 不用品処分の代金が安くすむ
- □ 土日以外の決められた日に不用品を出しておかなければならない
- □ 決められた時間(主に朝8:00前後)までに不用品を指定の場所まで運び出さなくてはいけない。あまり早すぎても遅すぎてもダメ
- □ 不用品によっては回収できない場合もある
- □ 行政が開いている時間に連絡のやり取りをしたり、粗大ごみシールの準備、粗大ゴミによっては紐で縛るなども必要など手間が多い
引越しのお見積りの前にどの不用品を処分するか分かっている場合は、市区町村による粗大ごみの回収サービスを利用するのも良いでしょう。
自分が住んでいる自治体の役所などに連絡することで、不用品の回収サービスが依頼できます。
メリットとしては行政サービスでの提供となるため、税金により費用が補われている部分があります。そのため比較的、不用品処分の代金(約1,000円~3,000円)が安価な場合もあります。
ですがデメリットとして、不用品となった粗大ゴミを指定の時間と場所(一般的に日時と場所は指定不可、土日不可)まで自分で運ぶ必要があります。
その他、引越し予定日までに決められたコンビニなどで粗大ゴミ券を事前準備したりと、自分で管理しなければならないことも多くあります。
不用品によっては回収サービスを受けられないものもありますので、自治体の粗大ゴミ回収のホームページを確認しておきましょう。
引越し予定日までにしっかりとスケジュールを組んで進められる余裕がある場合は、料金も安価な為、おすすめです。
3.不用品回収業者による不用品回収
- □ 家の中まで不用品を回収に来てくれる
- □ 不用品回収時間の融通が利きやすい
- □ 不用品回収費用が高め
- □ 悪質な業者もいるため、ある程度の見極めが必要
引越しの時に市区町村の粗大ゴミ回収サービスを利用するときに、比べる対象となるのが多いのは不用品回収業者です。
不用品回収業者は行政とは違い面倒な荷物運びや時間の指定などはありません。特に対応スピードが速く、引越し時に不用品回収依頼を忘れてしまっても対応しやすいでしょう。
その代わり不用品の回収にかかる費用は高額になりやすい傾向にあるようです。
行政サービスと見比べる場合は、安価で回収できる行政サービスか、手早く回収できる不用品回収業者か考えると良いでしょう。
4.オークションサイトやオークションアプリで不用品を処分
- □ 取引成立すれば引越し費用が賄える
- □ やり取りによってはトラブルが発生する可能性もある
- □ 不用品が引越し当日まで処分できない場合もある
近年ではインターネットオークションも大分一般的になり、スマートフォンの普及によりフリマアプリなどにより、一般から一般への流通も当たり前になってきました。
これまで何度かオークションサイトやフリマアプリを利用していた人にとっては、引越しの時に不用品を処分するのも良い方法となります。
引越しの時に初めてネットオークションなどを利用しようと思っても、コツを掴み切れていないため、値段設定や傷の有無、写真の取り方、商品の受け渡しや発送など、トラブルになりやすい事も多くおすすめしにくい部分もあります。しかし手馴れている人に取ってはトラブルなく不用品を処分できて、尚且つ売上を手に入れることもできるので便利です。
問題点としては不用品をさばききれなかった際の対処法です。
引越しまでに不用品を処分できないと、余計な手荷物が増えてしまい、最悪な場合は自分で車を準備して運ばなければいけない状況になります。
オークションで不用品のやり取りをする際は、スケジュールに余裕をもってやり取りを行いましょう。
5.不用品を友人に譲る
- □ 不用品処分にかかる費用が抑えられる
- □ スケジュールに縛られにくい
- □ 大きな不用品は移動や運ぶのに手間が掛かる
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、テレビ台など買い替える不用品によっては友人に相談するのも良いでしょう。
引越しのスケジュールに縛られることなく、お互いのタイミングにより不用品の受け渡しができるのが大きなメリットになります。
その代わり自宅から運び出す際に、注意を怠ると家や不用品に傷をつけてしまうこともあります。無理をすると自分や友人が怪我をすることも考えられるので、受け渡し可能な大きさや種類の不用品だけに留めておくのが妥当です。
6.買い替えによる不用品回収
- □ 運が良ければ下取りサービスで新品商品が安くなる
家電量販店などで家電を購入すると下取りサービスを行っている場合があります。これは家具にも同じことが言えます。
新品を購入した際にこれまで使っていた不用品を回収してくれるので大きな手間はかからないでしょう。
運が良ければ下取りサービスとして新品家電や家具を値引きしてくれるので、店員さんに不用品回収サービスがあるか確認しましょう。
不用品回収の値段については、メーカーや年代、型番などによるところもあるのでそのあたりも確認が必要です。
7.リサイクルショップに不用品の処分を依頼
- □ 不用品によっては高価買取になる
- □ 不用品の買取が不可能でも処分(引き取り)を行ってくれる場合がある
- □ 行政に比べ引取りのスケジュールの融通が利く
リサイクルショップに不用品の処分を依頼するのも一つの手段です。
基本的にリサイクルショップは、電話一つで不用品の回収の段取りなどを行い、スケジュールが合えば比較的早い段階で不用品の回収が完了するでしょう。
その後はリサイクルショップの業者が商品の引取りに来るので、出来るだけ不用品を綺麗にしておきましょう。
不用品が綺麗で販売可能な商品であれば、買取ってもらうことも可能です。
該当の不用品以外にも処分や買い取って欲しい物があれば、一括で対応してくれるのが大きなメリットです。
注意点として家から運び出せない環境のものは、別途費用がかかる場合があるので商品の状態や置き場所はしっかりとリサイクル業者に伝えておきましょう。
引越しの不用品処分は「金額」「手間」「サービス」を考慮して選ぼう
引越しが決まると公共サービスや行政への連絡、引越し業者とのやり取り、荷物の梱包など慌ただしくなります。
それでも日常的に学校や会社へは足を運ばなくてはならない状況です。
そんな中でも自分の引越しに割ける「時間」、「手間」、「費用」、「サービス」などを考慮して、楽しい新生活が送れるようスムーズに不用品の処分を行いましょう。
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